プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツは13日、チャンピオンシップ(CS)準々決勝で宇都宮ブレックスとの第3戦に挑み、103―93で勝利した。準決勝は18日から、敵地で琉球ゴールデンキングスと対戦する。 延長の延長までもつれ込んだ熱戦…

 プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツは13日、チャンピオンシップ(CS)準々決勝で宇都宮ブレックスとの第3戦に挑み、103―93で勝利した。準決勝は18日から、敵地で琉球ゴールデンキングスと対戦する。

 延長の延長までもつれ込んだ熱戦で勝利を引き込んだのは、主将の富樫勇樹選手だった。

 試合は序盤から激しい攻防が続いた。千葉は、ゼイビア・クックス選手らがオフェンスリバウンドを粘り強く拾い、得点を着実に積み重ねた。しかし、この日30得点を挙げた宇都宮のD.J・ニュービル選手に苦戦。最終第4クオーター(Q)でも決着がつかず延長に突入した。

 試合が動いたのは、2度目の延長開始早々だった。千葉は、富樫選手の3点シュートでリードを奪うことに成功。なかなか突き放しきれない時間が続いたが、残り1分14秒で富樫選手がこのQ2度目の3点シュートで9点差に突き放し、大勢が決まった。

 激戦を終えた富樫選手は「欲しいと思っていた時にボールを持つことができて、強気に打つことができた」と話した。(若井琢水)