藤浪はマイナーでも防御率14.09と苦しんでいた(C)Getty Images メッツは5月13日(日本時間14日)、3Aシラキュースで7日間の負傷者リスト(IL)に入った藤浪晋太郎投手の今季初メジャー昇格を発表。同時に右肩痛のため…

藤浪はマイナーでも防御率14.09と苦しんでいた(C)Getty Images

 メッツは5月13日(日本時間14日)、3Aシラキュースで7日間の負傷者リスト(IL)に入った藤浪晋太郎投手の今季初メジャー昇格を発表。同時に右肩痛のため15日間のIL入りを発表した。

 藤浪は今季、メッツに年俸335万ドル(約5億円)に出来高がつく契約内容で入団。しかしオープン戦では5試合に登板し、防御率12.27と結果を残せず、マイナー降格となった。

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 そしてマイナーでも9登板で防御率14.09と乱調。悪癖の制球難が足を引っ張り、ストライクが入らない。新たな投球フォームも定着せず、今後のメジャー昇格が危ぶまれていたが、11日(同12日)にマイナーでIL入り。その後、球団からメジャー昇格と同時にIL入りが発表された。

 一方、防御率「14.09」のメジャー昇格にSNS上でも「こんな不思議な処遇ってあるの?」「契約上のことなのか」「本当にメジャーで投げられるの?」など、不透明な昇格に意見が噴出した。

 昨季オリオールズでは一時救援として160キロ超えの球威ある直球で存在感を示したこともあったが、今季に入ってからは再び課題の制球難に悩まされており、米メディア含め厳しい目が向けられていた。

 もともとポテンシャルの高さは認められており、剛腕の今後の動向も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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