国際自転車競技連合公認の自転車レース「第24回ツール・ド・熊野」(SPORTS PRODUCE熊野主催)が10日、和歌山県古座川町で開幕した。国内外から参加した16チーム約100人の選手たちが町内の景勝地を駆け巡った。12日まで。 初日の…

 国際自転車競技連合公認の自転車レース「第24回ツール・ド・熊野」(SPORTS PRODUCE熊野主催)が10日、和歌山県古座川町で開幕した。国内外から参加した16チーム約100人の選手たちが町内の景勝地を駆け巡った。12日まで。

 初日の舞台は「古座川清流周回コース」(126・7キロ)。国の天然記念物「古座川の一枚岩」の前や渓流沿いの公道を疾走し、豪州のチーム「キャッシュ・パー・クップ」のジョン・カーター選手がレースを制した。

 沿道では、地域の人や応援に駆けつけた人たちが声援や拍手を送った。

 11日は三重県熊野市西部の「丸山千枚田」などを走る「熊野山岳コース」(107・7キロ)、12日はクジラの町として知られる和歌山県太地町を巡る「太地半島周回コース」(104・3キロ)。両日とも午前10時スタート。(菊地洋行)