【埼玉】バスケットボールBリーグ2部(B2)の越谷アルファーズは、B1昇格をかけて11日からアルティーリ千葉とのプレーオフ準決勝(2勝先勝方式)に臨む。 B2で5季目の越谷は今季、新ヘッドコーチ(HC)に宇都宮ブレックスでB1優勝の経験が…

 【埼玉】バスケットボールBリーグ2部(B2)の越谷アルファーズは、B1昇格をかけて11日からアルティーリ千葉とのプレーオフ準決勝(2勝先勝方式)に臨む。

 B2で5季目の越谷は今季、新ヘッドコーチ(HC)に宇都宮ブレックスでB1優勝の経験がある安斎竜三氏を招き、躍進。東地区2位(35勝25敗)となり、東西8チームが出場するプレーオフ進出を果たした。3、4日に越谷市であったプレーオフ準々決勝の熊本ヴォルターズ戦を、100―70、108―80で連勝し、準決勝進出を決めた。上位2チームがB1に昇格できるため、準決勝を勝ち上がれば初の昇格が決まる。

 安斎HCは「何より大切なのは気持ちで負けないこと。アルファメイト(ファン)と共に壁を破り、昇格を決められるように頑張ります」とコメントした。

 準決勝の会場は千葉ポートアリーナ(千葉市)。試合開始は11、12日は午後3時、3戦までもつれた場合は13日午後7時。いずれも越谷市のイオンレイクタウンkaze1階でパブリックビューイングがある。

 Bリーグは2026~27年シーズンから、現在の1部を「Bリーグ・プレミア」(Bプレミア)に改める。Bプレミアに参入する前提として5千人以上収容できるホームアリーナが必要になるため、越谷は越谷市のレイクタウン地区でのアリーナ整備をめざし、3月末、市に協力を求める要望書を提出した。(伊藤悟)