ライオンズが5年ぶりに前橋へやってくる。前橋市は10日、プロ野球埼玉西武ライオンズとオリックスバファローズの公式戦が、8月20日に上毛新聞敷島球場(同市)で開かれると発表した。ライオンズ公式戦の前橋開催は2019年以来。 前橋工出身の渡辺…

 ライオンズが5年ぶりに前橋へやってくる。前橋市は10日、プロ野球埼玉西武ライオンズとオリックスバファローズの公式戦が、8月20日に上毛新聞敷島球場(同市)で開かれると発表した。ライオンズ公式戦の前橋開催は2019年以来。

 前橋工出身の渡辺久信GMや前橋育英出身の高橋光成投手らが所属するライオンズによる前橋での試合は16年から恒例となっていたが、コロナ禍で20年から途絶えていた。5年ぶりの開催に、球団の奥村剛社長は「群馬はライオンズにとって親和性が高い。リアルな試合を見ていただきたい」。

 試合はライオンズとサッポロホールディングス(東京)、市の連携事業として開かれ、市内のハンディキャップのある子どもたちやその家族が招待される。6月2日にベルーナドーム(埼玉県所沢市)である巨人戦でも前橋の特産品ブースなどがつくられる予定で、8月の試合をPRするという。(杉浦達朗)