驚異的なペースで長打を量産する大谷。打率はトップ、本塁打ランキングでも2位につけている(C)Getty Images  今季も歴史的なシーズンとなるのだろうか。  ドジャースの大谷翔平はここまで、ナ・リーグトップの打率…

 

驚異的なペースで長打を量産する大谷。打率はトップ、本塁打ランキングでも2位につけている(C)Getty Images

 

 今季も歴史的なシーズンとなるのだろうか。
 
 ドジャースの大谷翔平はここまで、ナ・リーグトップの打率や2位の本塁打数をマークするなど、高い打撃成績を残してきている。昨季タイトルを獲得した本塁打は過去5試合で4本を放つなど、持ち前の長打力にも拍車がかかり、ここからのさらなる量産も予感させるパフォーマンスを発揮している。

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 その上で、多くの打撃スタッツが現在リーグトップを記録する中で、大谷の長打数がクローズアップされている。米メディア『USA TODAY』では、シーズンのおよそ1/4を終えた現時点で今後のさまざまな記録を予想するトピックを配信。大谷が1シーズンでの長打の合計数で歴史に名を刻む可能性があると論じている。

 現在まで、大谷の長打数は39試合終了時で、二塁打14、三塁打1、本塁打11の計26本をマーク。それについて同メディアは、「長打の合計は驚異的」と評しながら、過去の記録に言及。「ベーブ・ルースは1921年に152試合に出場し、119本という記録を保持している」と伝えるとともに、MLB史上、長打数が3桁を記録した例が13度のみであるなどと説明し、「そのうち8シーズンは1937年以前のものである。1948年以降のわずか5件は、ステロイドが氾濫した時代の真っ只中で達成された」と記している。

 さらに、大谷が108本ペースであるとしてその数字に対し、「ルースとルー・ゲーリッグに次いで歴代3位となり、バリー・ボンズが2001年シーズンに73本塁打を記録したナ・リーグ記録の107本を破るだろう」と見通している。

 他にも同メディアは、本塁打数も46本と予想しており、「2021年の最初のア・リーグMVPシーズンで記録したキャリアハイに並ぶペースを維持している」と指摘。また、右ひじ手術の影響により打者専念となっている今季、新天地でも打棒を奮うスラッガーに対し、「オオタニはドジャースのチームメイトを驚かせた。彼らはアナハイムでの彼の活躍をたくさん見ていたが、ワンウェイプレーヤーとしてのオオタニの能力を完全に把握していなかったのだ」として、驚愕の打撃を評している。

 打撃タイトル三冠王の期待さえ抱かせるここまでの大谷の活躍ぶり。その中でもやはり、メジャー屈指となる大谷の長打力には、さまざまな記録を生む可能性が秘められているようだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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