ロバーツ監督が水原一平容疑者の有罪同意について言及した(C)Getty Images  ドジャースは現地時間5月8日(日本時間9日)、本拠地のドジャースタジアムでのマーリンズ戦に3-1で勝利。今季最長となる7連勝を飾り…

 

ロバーツ監督が水原一平容疑者の有罪同意について言及した(C)Getty Images

 

 ドジャースは現地時間5月8日(日本時間9日)、本拠地のドジャースタジアムでのマーリンズ戦に3-1で勝利。今季最長となる7連勝を飾り、チームは絶好調だ。

 この試合中には、大谷翔平の元通訳の水原一平容疑者が、銀行詐欺のほか虚偽の納税申告書を提出した容疑について有罪を認めたことで、有罪答弁の司法取引が成立したという報道があった。

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 これを受けて試合後、デーブ・ロバーツ監督は司法取引についてはコメントしないとした上で「状況がより収束することを願うばかりだ」と話したと、英メディア『Daily Mail Online』などが報じている。

 欧米の各メディアは、水原容疑者の銀行詐欺の罪には最高で懲役30年の刑が科せられ、虚偽の納税申告書を提出した罪でも有罪を認める予定で、こちらの懲役は最長3年となると説明している。

 罪状認否は当初予定されていた9日(日本時間10日)から14日(同15日)に変更された。水原容疑者は1697万5010ドル(約26億4000万円)の賠償金を大谷に対して支払う必要があるほか、虚偽申告の追徴課税として100万ドルを超える罰金を払う必要があるとされる。

 さらに、同容疑者が大谷になりすまして「約24回」銀行に電話をかけたことや、2023年9月に歯科治療のために大谷から6万ドル(約930万円)を二重取りするなど、だまし取っていたことが判明。またしても、新たな事実が浮き彫りになってきた。

 一方、大谷はこの日のマーリンズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数無安打と今季初となる2試合連続ノーヒットに終わった。水原容疑者の騒動に巻き込まれながらも、野球に集中することを貫いてきた大谷。打率は試合終了時点で「.355」と依然として高い打率を誇っている。

 指揮官もこの話題には基本的にノーコメントの方針。過去を振り払い、まい進する大谷のさらなる活躍が期待される。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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