J2清水エスパルスは29日、日本サッカー協会前技術委員長の反町康治氏(60)がゼネラルマネジャー(GM)サッカー事業本部長に就任したと発表した。反町氏は清水市(現清水区)育ちで、高校時代は名門清水東高でプレー。慶大を経て、横浜フリューゲルス…

J2清水エスパルスは29日、日本サッカー協会前技術委員長の反町康治氏(60)がゼネラルマネジャー(GM)サッカー事業本部長に就任したと発表した。

反町氏は清水市(現清水区)育ちで、高校時代は名門清水東高でプレー。慶大を経て、横浜フリューゲルスやベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)でプレーした。現役引退後は指導者として、08年北京五輪代表監督やJクラブでは新潟、湘南、松本を指揮した。20年4月に技術委員長に就任すると、日本代表のマッチメークや育成年代のロールモデルコーチ導入などに尽力。同職を2期4年務め、3月末に退任した。

清水は昨年末に大熊清前GM。同職は空席だった。

反町氏はクラブを通じて「今回このような素晴らしいご縁をいただいたことに感謝すると同時に自らのミッションをしっかり果たしていきたいと思っています。私のミッションはまずトップチームのJ1リーグ昇格への道筋を作ることです。そしてそれと並行して継続的にレベルの高いチーム作りを編成を含め行っていくことだと認識しています。そのためにここまで培ってきた経験を生かし努力していきます。さらにアカデミーを含めたこの地域の底上げをする必要性も強く感じています。サッカーのまち清水に育ててもらった感謝を胸に育成にも尽力し、サッカー王国静岡の復活のために貢献していきます」などとコメントした。