大谷の連続安打と連続出塁がストップ(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平は現地時間4月25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数無安打で10試合ぶりのノーヒットに終わった。先発の山…

大谷の連続安打と連続出塁がストップ(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地時間4月25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・DH」で出場し、4打数無安打で10試合ぶりのノーヒットに終わった。先発の山本由伸は6回4安打無失点で今季2勝目を手にした。

【動画】一瞬ヒヤリ!山本由伸が強烈なピッチャーライナーをキャッチしたシーン

 大谷は初回の第1打席、一死からナショナルズの先発左腕・マッケンジー・ゴアの高め158キロのストレートに空振り三振に倒れた。3回の第2打席も無死二塁の好機で空振り三振で、2打席連続三振となった。

 迎えた5回の第3打席は一死一・三塁で二ゴロ併殺に打ち取られてしまい、3打席凡退に終わった。8回の第4打席は三直に終わって、10試合連続安打とはならなかった。

 ドジャースは2回に4番のテオスカー・ヘルナンデスの6号ソロで1点を先制して1-0。8回にも1点を追加して2ー1で勝利を収めた。

 先発の山本由伸は初回を3者凡退に抑え、順調な立ち上がりを見せると、この日は制球力が光った。6回4安打無失点の好投で、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者も「ヨシノブ・ヤマモトは素晴らしかった」と称えている。

 山本は5回一死の場面で、顔付近に飛んできたエディ・ロサリオのピッチャーライナーを見事にキャッチ。打球速度は104.8マイル(168.7キロ)だったが、しっかりとグラブに収めた。

 この芸術的なプレーに現地メディアもX上で反応している。米データ分析会社「Codify Baseball」の公式「X」も「ヨシノブ・ヤマモトが、渡米前に優れた守備力で3年連続NPBゴールデングラブ賞を受賞したのは、主にこのような反射神経のおかげだ」と紹介し、その美技を絶賛している。

 チームは山本の好投でナショナルズを敵地でスイープして4連勝を飾った。大谷はこの日無安打に終わり、連続安打も「9」、連続出塁も「22」でストップしたが、明日からまた仕切り直しで快音を響かせてほしいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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