北海道で初開催となるラグビー・リーグワン1部の公式戦が21日、札幌市豊平区の札幌ドームであった。昨季優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイと、コベルコ神戸スティーラーズが対戦。約6300人のファンらを前に、力強いプレーを繰り広げた。 この日…

 北海道で初開催となるラグビー・リーグワン1部の公式戦が21日、札幌市豊平区の札幌ドームであった。昨季優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイと、コベルコ神戸スティーラーズが対戦。約6300人のファンらを前に、力強いプレーを繰り広げた。

 この日の試合は農業機械大手クボタのホストゲームということもあり、農業王国・北海道での開催が決まったという。前半、3トライを挙げた東京ベイが19―16でリード。後半、PGを重ねた神戸がいったん追いついたが、東京ベイはルアン・ボタ選手のトライなどで突き放し、39―29で勝利を収めた。

 東京ベイの立川理道キャプテンは「接戦になっても全員が冷静に判断し、共通認識を持って戦えた」と勝因を分析。北海道での開催については「子どもたちに良い試合を見てもらうことも大事なひとつの目的。良い足跡を残せたと思う」と話した。(岡田昇)