プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の香川ファイブアローズは21日、B2昇格チームを決めるプレーオフ1回戦(2戦先勝方式)の第2戦に臨み、東京ユナイテッドバスケットボールクラブに87―75で勝利した。香川は通算2勝0敗とし、セミファイ…

 プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の香川ファイブアローズは21日、B2昇格チームを決めるプレーオフ1回戦(2戦先勝方式)の第2戦に臨み、東京ユナイテッドバスケットボールクラブに87―75で勝利した。香川は通算2勝0敗とし、セミファイナルに駒を進めた。次戦の鹿児島に2勝すれば、B2への昇格が決まる。

 第1戦に勝利し、勢いに乗りたい香川だったが、この日も相手の激しいディフェンスに阻まれ、序盤は接戦に。

 両チームともシュートがなかなか決まらない中、イバン・ラベネル、ムッサ・ダマ両選手を中心にインサイド陣が奮起し、勢いを取り戻した。4Qの残り時間わずかな場面では、ラベネル選手からのパスをダマ選手が確実に決め、最後は12点差をつけ勝利した。

 チーム最多の29得点を決めたラベネル選手は試合後、「タフな試合だったが歓声がエナジーをくれた。次はリーグの中でもトップレベルの鹿児島。会場に来て応援してほしい」。籔内幸樹ヘッドコーチは「勝ちきってくれたことに対し選手に感謝する。次戦に向け自分たちを見つめてもう一回準備したい」と語った。(和田翔太)