今週の日曜日は、京都競馬場でマイラーズカップ(GII・芝1600m)が行われます。  京都に舞台がもどった昨年、斤量58キロの実績馬が1〜3着を独占しました。さらにその3頭はGI・GII戦からの臨戦馬でした。  それに対して、前走GII…

 今週の日曜日は、京都競馬場でマイラーズカップ(GII・芝1600m)が行われます。

 京都に舞台がもどった昨年、斤量58キロの実績馬が1〜3着を独占しました。さらにその3頭はGI・GII戦からの臨戦馬でした。

 それに対して、前走GIII以下戦組は[0-0-0-12]と苦戦しています。そして、そんな結果をどのようにジャッジするかが、今年最大のポイントとなりそうです。

 今年は、斤量58キロ馬が1頭、前走GI・GII戦組が3頭です。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走ダービー卿CT出走(ただし、休養明け2戦目の馬は除く)
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:エエヤン

 おなじマイル重賞であるダービー卿CT組が苦戦している。中山からの舞台替わりにくわえ、中2週の詰まったレース間隔の影響もあるのだろう。そして、数少ない好走馬は、レース間隔中9週以上の休み明けで前走に出走していた馬だ。連戦だった馬は、そこで4着以内好走馬の5頭を含め、すべて馬券外に終わっている。

※データは過去10年間を対象にしている。なお、21・22年は阪神で開催。23年から京都にもどっている。

 上位人気が予想されるエエヤンが消去データに該当しました。

 前走のダービー卿CTでは、早め先頭から連対を果たしています。ただし、中山マイルは過去3勝の得意舞台。対して関西遠征ではこれまで10・14着に沈んでおり、前走好走よりも、コース替わりを重視すべきかもしれません。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。