V・ファーレン長崎が好調だ。徳島ヴォルティスとトランスコスモススタジアム長崎(諫早市)で対戦した13日の明治安田J2リーグ10節では、FWエジガルのハットトリックを含めクラブ最多の6点を奪って快勝。首位清水エスパルスと勝ち点差1の2位につ…

 V・ファーレン長崎が好調だ。徳島ヴォルティスとトランスコスモススタジアム長崎(諫早市)で対戦した13日の明治安田J2リーグ10節では、FWエジガルのハットトリックを含めクラブ最多の6点を奪って快勝。首位清水エスパルスと勝ち点差1の2位につける。17日のYBCルヴァンカップではJ1ジュビロ磐田に競り勝ち3回戦へ。公式戦10連続無敗で21日のリーグ11節に臨む。

 徳島戦では、長崎は前半4分、MF加藤大のシュートを相手GKがはじいたところにエジガルが詰め先取点を奪った。エジガルは前半12分と後半2分にもヘディングでゴールを決めた。

 後半10分にはFW笠柳翼もボレーシュートを決め、後半16分から投入されたFWフアンマも2連続ゴール。終了間際に失点したが6―1で大勝した。下平隆宏監督は「選手たちがハードワークし、積み上げたものをしっかり表現した」とたたえた。

 ルヴァン杯磐田戦は一転、相手に攻められ計22本のシュートを浴びた。だが粘り強い守備で耐え、CKからDF櫛引一紀がヘディングで決勝点。下平監督が今季掲げる「堅守」をかたちにした。

 21日のリーグ戦は午後2時から同スタジアムで。相手は横浜FCだ。(寿柳聡)