デビュー2年目の田口貫太騎手が、マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)のニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。  田口騎手は昨年デビューの20歳。ルーキーイヤーはJRAで同期最多となる35勝を挙…

 デビュー2年目の田口貫太騎手が、マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)のニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 田口騎手は昨年デビューの20歳。ルーキーイヤーはJRAで同期最多となる35勝を挙げて、最多勝利新人騎手賞を獲得した。12月にはギャラクシーSをマルモリスペシャルで制し、待望の特別初勝利。今年は既に17勝を挙げて、全国リーディング15位に躍進している。これまで重賞は9回騎乗して、今年の日経新春杯のリビアングラスの8着が最高着順。ただ、ここに来て騎乗機会が増えているので、そう遠くないうちに初タイトル獲得となるだろう。

 マイラーズCのパートナーはニホンピロキーフだ。父はキタサンブラック、母は14年フィリーズレビュー2着のニホンピロアンバーという血統馬。前走の関門橋Sを楽勝してオープン入りを決め、所属する大橋厩舎の次期エース候補となっている。田口騎手は昨夏からコンビを組み、ここまで6戦3勝、2着2回と相性抜群だ。

 ここで人馬揃っての重賞初制覇となるか。4歳馬と二十歳の若手タッグに要注目したい。