紀伊半島南部の三重県熊野市や和歌山県古座川町、太地町の公道をロードバイクで駆け抜ける自転車競技の国際大会「第24回ツール・ド・熊野」(SPORTS PRODUCE 熊野主催)が5月10~12日に開かれる。 国際自転車競技連合(UCI)の公…

 紀伊半島南部の三重県熊野市や和歌山県古座川町、太地町の公道をロードバイクで駆け抜ける自転車競技の国際大会「第24回ツール・ド・熊野」(SPORTS PRODUCE 熊野主催)が5月10~12日に開かれる。

 国際自転車競技連合(UCI)の公認レース。海外6チーム、国内11チームの計17チームから100人あまりが出場する予定。地元・和歌山県新宮市の「キナンレーシングチーム」のエース、ライアン・カバナ選手の活躍が注目される。

 レース第1日は古座川町にある国の天然記念物「一枚岩」の前を通る「古座川清流周回コース」(126・7キロ)。第2日は熊野市西部の名所・丸山千枚田付近の激しい高低差のコースを4周する「熊野山岳コース」(107・7キロ)。第3日は、クジラの町として知られる太地町を巡る「太地半島周回コース」(104・3キロ)。1日目が午前9時半、2、3日目が同10時のスタート。

 9日午後6時、新宮市の丹鶴ホールでオープニングセレモニーがあり、ユニホームなどが賞品の抽選会がある。また、各レース終了後には、餅投げがある。問い合わせは実行委員会(0735・23・9337)。(菊地洋行)