4月21日に京都芝1600mで行われるマイラーズカップ。2022年は1着、2023年は3着のソウルラッシュ(栗東・池江泰寿厩舎)が3年連続での出走を予定しており、今朝11日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。  松山弘平騎手が跨…

 4月21日に京都芝1600mで行われるマイラーズカップ。2022年は1着、2023年は3着のソウルラッシュ(栗東・池江泰寿厩舎)が3年連続での出走を予定しており、今朝11日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 松山弘平騎手が跨り、朝一番のCWで3頭併せ。先頭がサトノギフテッド、これにブラックルチルが続いて、最後方から追走。それぞれの間隔は2馬身くらいで、6F標識を通過するところではゆったりとしたラップを踏み、3コーナーに入っていく時にじわっとラップが速くなる感じ。

 4コーナーで内から前に並びかけていき、最後の直線に向くと、前2頭をいつでも追い抜きそうな勢い。ラスト1F標識手前で交わしにかかると、最後は抜け出して最先着のゴール。ゴール50m手前ではさらに伸びるようなフォームを見せていて、抜け出してからもしっかりと走れたことを示している。

 時計は6F83.5-5F66.9-4F51.5-3F36.1-2F-1F10.8秒。2週前追い切りとなる先週の動きも素晴らしかったが、今朝に関してはそれ以上であり、3F時計、1F時計ともに先週よりも速い。状態に関しては文句なしといった印象だ。

(取材・文:井内利彰)