男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は10日にシングルス2回戦が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク27位のS・コルダ(アメリカ)に6-1, 6-2のスト…

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は10日にシングルス2回戦が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク27位のS・コルダ(アメリカ)に6-1, 6-2のストレートで快勝し3年連続3度目のベスト16進出を果たすとともに、今季クレーコートでの初戦を白星で飾った。
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世界ランク2位で22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で自身初となる四大大会制覇を達成。
その後、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)と、先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも優勝を果たし、今季マッチ22勝1敗という圧倒的な成績を残してクレーコートシーズンに臨むこととなった。
シナーがロレックス・モンテカルロ・マスターズに出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年のベスト4進出となっている。
今大会の上位8シードは1回戦免除のためこの試合が初戦となったシナーはこの日の第1セット、ファーストサービス時に1ポイントも失わないプレーを披露しコルダにブレークを許さず、リターンゲームでは3度のブレークを果たし先行する。
続く第2セットもシナーの勢いは止まらず、サービスゲームでわずか3ポイントしか失わないプレーでコルダに1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功。1時間15分で快勝し、3年連続3度目の16強入りを決めた。
勝利したシナーは3回戦で世界ランク25位のJ・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは2回戦で同33位のB・チョリッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。

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