今年もトレンドは継続するか。ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、ビザンチンドリーム(牡3、栗東・坂口智康厩舎)、サンライズアース(牡3、栗東・石坂公一厩舎)の3頭が、皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)で史上21頭目の無敗…

 今年もトレンドは継続するか。ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、ビザンチンドリーム(牡3、栗東・坂口智康厩舎)、サンライズアース(牡3、栗東・石坂公一厩舎)の3頭が、皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)で史上21頭目の無敗Vを狙う。

 今年で84回目を迎える皐月賞だが、これまで無敗Vは20頭。おおよそ4年に1頭のペースで出ている。また、過去5回に限ると、19年のサートゥルナーリア、20年のコントレイル、21年のエフフォーリア、23年のソールオリエンスと、実に4頭の無敗王者が誕生。したがって「負け知らず」であることは、大きなセールスポイントといえるだろう。

 登録20頭中、ここまで土つかずなのは、共同通信杯覇者のジャスティンミラノ、きさらぎ賞を大外一気で制したビザンチンドリーム、すみれSを快勝したサンライズアースの3頭だ。いずれも2戦2勝。したがって勝てば、2歳戦が実施されるようになった46年以降に限ると、昨年のソールオリエンスと並ぶ最少キャリアVとなる。混戦模様の牡馬クラシック第1弾。まだ底を見せていない3頭の走りに要注目したい。