今夏のパリ五輪に出場が内定したフェンシングのフルーレ男子日本代表チームの選手やスタッフが8日、「フェンシングのまち」を掲げる静岡県沼津市役所を表敬訪問し、五輪での健闘を誓った。 日本のフルーレ男子は現在、過去最高位となる国際フェンシング連…

 今夏のパリ五輪に出場が内定したフェンシングのフルーレ男子日本代表チームの選手やスタッフが8日、「フェンシングのまち」を掲げる静岡県沼津市役所を表敬訪問し、五輪での健闘を誓った。

 日本のフルーレ男子は現在、過去最高位となる国際フェンシング連盟のランキング1位で、五輪での金メダル獲得が期待されている。

 キャプテンの松山恭助選手は「3カ月後に迫ったパリ五輪では特別なことをするのではなく、自分たちの力を存分に発揮して、良い結果とメダルを持ってまたここに戻って来られるように準備したい」と話した。頼重秀一市長は「全力でみなさんを応援します」とエールを送った。

 チームは8日からJR沼津駅北口のフェンシング専用施設「F3 BASE」で国内最終合宿を行っており、この日は五輪出場権の獲得を報告するために訪れた。代表チームは今後、ワールドカップなど3試合に出場して調整し、本番に臨む。(南島信也)