カブス遊撃手スワンソンの妻はサッカー女子米国代表マロリー 6日(日本時間7日)のカブスのクラブハウス。主力遊撃手のダンスビー・スワンソンはクラブハウス中央のソファーに腰をかけ、大型テレビに熱い視線を送っていた。テレビにはサッカー女子の米国代…

カブス遊撃手スワンソンの妻はサッカー女子米国代表マロリー

 6日(日本時間7日)のカブスのクラブハウス。主力遊撃手のダンスビー・スワンソンはクラブハウス中央のソファーに腰をかけ、大型テレビに熱い視線を送っていた。テレビにはサッカー女子の米国代表vsなでしこジャパン。妻のマロリー・スワンソンが米国代表FWとして出場していた。

 チームメートから「奥さんが映っているぞ」と声をかけられると、スワンソンも笑顔。それでもテレビから決して視線を外さなかった。「なかなか見る機会がないから」。試合前練習が始まる直前まで中継に釘付けになっていた。

 2022年オフに7年総額1億7700万ドル(約268億4200万円)でカブス入りした30歳。シカゴ・レッドスターズで活躍するストライカーとは2022年12月に結婚した。お互いにスター選手。「数週間会ってないんだ。シーズンが被るから会えないんだよ。辛いよ」。同じシカゴを本拠地とするが、生活はすれ違いの毎日だという。

「彼女も競争心が強い。結局のところ、僕らは毎試合勝ちたいと思っている」。さすがは共にプロアスリート。スワンソン夫婦は揃って負けず嫌いだという。球界でも夫婦ともにプロアスリートというのは珍しい。「時に難しくすることになり得ると思う。(夫婦揃ってスポーツ選手なのは)とてもユニークなことだから。それでも僕らはうまくやっていると思うよ」。

 一番難しいのは、やはり試合で負けるなどイライラしている時。そこはスワンソンは“一歩”引いて接しているという。「何かが起きてイライラしているのであれば、僕は落ち着かせるサポートをしたい。このチームでも僕ならそうしているだろうから。支え合うのは楽しいことさ。僕らはお互いを見守ることが好きなんだ」と生活の一端を明かしてくれた。

 ドジャース・大谷翔平投手は元バスケ女子日本代表候補の真美子さんと結婚したばかり。一流アスリート同士の結婚となったスワンソンの話を聞く限り、やはりメンタル面でのサポートが充実するのは間違いなさそうだ。(Full-Count編集部)