バスケットボールB3リーグの香川ファイブアローズは7日、ホームの高松市総合体育館で今季最終戦に臨み、埼玉ブロンコスに97―94で勝利した。通算成績を40勝10敗とし、レギュラーシーズン2位で終えた。アローズは20日から、B2昇格をかけた2…

 バスケットボールB3リーグの香川ファイブアローズは7日、ホームの高松市総合体育館で今季最終戦に臨み、埼玉ブロンコスに97―94で勝利した。通算成績を40勝10敗とし、レギュラーシーズン2位で終えた。アローズは20日から、B2昇格をかけた2戦先勝のプレーオフに挑む。

 アローズは第1クオーター(1Q)から攻撃陣が奮闘。主将の上良潤起選手が1Qだけで3点シュートを5本決めるなどし、前半戦を13点リードで折り返した。

 だが後半戦は一転、埼玉が怒濤(どとう)の追い上げを見せ、一時2点差まで詰められたが、残り39秒で松井啓十郎選手が3点シュートを決めるなど要所で得点を重ね、なんとか3点差で振り切った。

 この日、会場には1700人以上のファンが応援に駆けつけた。試合後、上良選手は「苦しい時間が長かったが、みなさんの声援のおかげでなんとか勝つことができた。次からは負けられない試合が続く。ぜひ応援に来て欲しい」。籔内幸樹ヘッドコーチは「なかなかやりたいことができなかったが、これもバスケ。目標にたどり着けるように戦う」と語った。

 アローズはプレーオフ初戦で、リーグ7位のチームをホームに迎える。(和田翔太)