(7日、プロ野球 千葉ロッテマリーンズ5―2オリックスバファローズ) 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が一流の修正力を示した。 立ち上がりは直球と決め球のフォークの制球に苦しんだ。一回に暴投で先制を許すと、二回には連続四球から福田周平に適…

 (7日、プロ野球 千葉ロッテマリーンズ5―2オリックスバファローズ)

 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が一流の修正力を示した。

 立ち上がりは直球と決め球のフォークの制球に苦しんだ。一回に暴投で先制を許すと、二回には連続四球から福田周平に適時打を浴びた。

 しかし、三回にスライダー主体の配球に切り替えると立ち直り、その後は1死球のみで安打を許さなかった。

 7回9奪三振2失点で今季初勝利。昨年7月12日のオリックス戦以来の白星に、「今日は打線のお陰で勝てた」と喜んだ。

 先発としての責任感も示した。六回終了時点で球数は98だったが、「なるべくイニングを投げて、少しでも貢献できるように」と続投を志願。自己最多の111球を投じた。

 この日の最速は七回にマークした158キロ。ヒーローインタビューでは「最近あんまり球が速くないので、疲れていない。まだまだ投げられると思う」と語った。

■ロッテ、初のカード勝ち越し

ロッテが今季3カード目で初のカード勝ち越し。四回に4連続長短打を含む5安打を集中し、一挙4得点。佐々木は7回2失点で今季初勝利。