今夏のパリ五輪に出場が内定したフェンシングのフルーレ女子日本代表チームの選手やスタッフが2日、地域ぐるみの取り組みで「フェンシングのまち」を掲げる静岡県沼津市役所を表敬訪問し、五輪での健闘を誓った。 日本のフルーレ女子は現在、国際フェンシ…

 今夏のパリ五輪に出場が内定したフェンシングのフルーレ女子日本代表チームの選手やスタッフが2日、地域ぐるみの取り組みで「フェンシングのまち」を掲げる静岡県沼津市役所を表敬訪問し、五輪での健闘を誓った。

 日本のフルーレ女子は現在、国際フェンシング連盟のランキング4位で、五輪でのメダル獲得が期待されている。

 チームは1日からJR沼津駅北口のフェンシング専用施設「F3 BASE」で国内最終合宿を行っており、この日は五輪出場権の獲得を報告するために訪れた。

 東晟良(あずませら)選手は「毎年必ず沼津で合宿して、気持ちを切り替えて新年度をスタートしている。沼津合宿が験担ぎになっている」と話した。そのうえで「東京五輪ではいい報告ができなかったので、パリで絶対にメダルを取って帰ってきます」と力強く語った。頼重秀一市長は「フェンシングのまち沼津から全力でみなさんを応援します」とエールを送った。

 代表チームは今後、ワールドカップに出場した後、フランスで最終調整を行い、本番に臨む。(南島信也)