【香川】うどん店に立ち寄りながら長距離を走破する「ウルトラうどんマラニック2024」が6日、高松市を周回する52キロのコースで開かれた。 全国から参加したランナー147人は午前7時、同市サンポートの高松シンボルタワーをスタート。途中に設け…

 【香川】うどん店に立ち寄りながら長距離を走破する「ウルトラうどんマラニック2024」が6日、高松市を周回する52キロのコースで開かれた。

 全国から参加したランナー147人は午前7時、同市サンポートの高松シンボルタワーをスタート。途中に設けられたエイドステーション(給水・栄養補給所)6カ所のうち5カ所はうどん店で、それぞれ半玉のうどんが提供された。初参加の同市鬼無町の老舗「ヨコクラうどん」では、午前8時ごろから次々とランナーが到着。出された「明太ぶっかけ」を完食して走り出した。

 愛知県豊田市から友人2人と参加した会社員石黒紀代美さん(54)は「バラエティーに富んだうどんが楽しかった。屋島に登るのは大変でしたが、海の景色や満開の桜がきれいだった」と話していた。制限時刻の午後4時までに135人が同タワーにゴールした。

 大会は2018年に始まり、今回で5回目。昨年は中讃地域が舞台となったが、今年は2年ぶりに高松市に戻った。(福家司)