皐月賞(4月14日・中山芝2000m)への出走を予定しているダノンデサイル(栗東・安田翔伍厩舎)。京成杯1着後はここに目標を定めて調整、3月7日に山元トレセンから栗東へ帰厩して、順調に追い切りを積み重ねている。  今朝4日はレースに向け…

 皐月賞(4月14日・中山芝2000m)への出走を予定しているダノンデサイル(栗東・安田翔伍厩舎)。京成杯1着後はここに目標を定めて調整、3月7日に山元トレセンから栗東へ帰厩して、順調に追い切りを積み重ねている。

 今朝4日はレースに向けた1週前追い切り。カレンルシェルブルを追走する内容だったが、6F標識で3馬身ほど追走。道中のラップは速く、スピード感は十分。3コーナーから4コーナーにかけては外を回って、前との差を詰めていく。

 最後の直線に向いた時にはもう並びかけていて、じわじわと相手を離していく。ラスト1F標識を過ぎるとしっかりと追われて、圧倒的な差をつけて先着。ゴール前追われてはいたものの、脚色はまだまだ余裕のある感じだった。

 時計は6F81.0〜5F65.2〜4F50.5〜3F36.2〜2F22.6〜1F11.2秒。前走時は1週前追い切りが金曜日だったが、時計は当時のCW6F82.1秒よりも速い。レース間隔はあいているが、馬自体は間違いなく、1月よりもパワーアップしている印象を受ける。

(取材・文:井内利彰)