高校野球の名将として知られる阪口慶三さん(79)が、岐阜県関市の市立関商工高で今月から再び野球指導にあたることになった。野球部の「特別顧問」(部活動指導員)に就き、休日を中心にグラウンドで選手や監督にアドバイスや技術指導をするという。 阪…

 高校野球の名将として知られる阪口慶三さん(79)が、岐阜県関市の市立関商工高で今月から再び野球指導にあたることになった。野球部の「特別顧問」(部活動指導員)に就き、休日を中心にグラウンドで選手や監督にアドバイスや技術指導をするという。

 阪口さんは1967年に母校・東邦高(愛知)で監督としてのキャリアをスタート。甲子園では77年夏に準優勝、89年春には優勝を果たした。

 2005年に大垣日大高(岐阜)に移り、07年春に準優勝するなど、春夏通算で両校を35回甲子園に導いたが、昨年末で退任していた。

 阪口さんは2日に記者会見を開き、特別顧問就任について説明する予定だ。(高原敦)