カージナルス戦で本拠地デビュー…5回無失点好投■カージナルス 6ー5 ドジャース(日本時間31日・ロサンゼルス) ドジャース・山本由伸投手は30日(日本時間31日)、カージナルス戦で本拠地デビューを果たし、5回2安打無失点5奪…

カージナルス戦で本拠地デビュー…5回無失点好投

■カージナルス 6ー5 ドジャース(日本時間31日・ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手は30日(日本時間31日)、カージナルス戦で本拠地デビューを果たし、5回2安打無失点5奪三振の好投を見せた。救援陣が逆転を許しメジャー初勝利はお預けとなったが、「前回はすごい悪いピッチングだったので、そこからしっかり落ち着いて立て直せた」と振り返った。

 この日、初回を3者三振の立ち上がりを見せると、2022年MVPのゴールドシュミットも三振に仕留めた。2回1死から初安打を許したが後続を断ち、3回、4回を3者凡退で退けた。その後、悪天候で35分の中断があったが、5回も続投。2死からバールソンに二塁打を許したが、クロフォードを左飛に打ち取り、その裏チームは2点を勝ち越し、勝ち投手の権利を得て降板した。

 しかし、続く6回に2番手のケリーが乱調。無死満塁のピンチを招くと、ヘレラの犠飛、アレナドの中前適時打で同点に追いつかれた。さらに1死満塁とし、ボークで勝ち越し点を献上した。

 山本は21日のパドレス戦(ソウル)では、初回に4安打を浴びて5失点。僅か1イニング43球でマウンドを降り、敗戦投手になっていた。この日は別人のような投球を披露。「そんなに大きく変えたところはないんですけど、より落ち着いて自分のピッチングができたのかなと思います」と分析。「いい感覚は徐々にでてきたので、自信を持って今日マウンドに上がりました」と納得の表情だった。(Full-Count編集部)