第96回選抜高校野球大会は30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で第10日の準決勝があり、第1試合は健大高崎(群馬)が、石川県勢として初めて4強入りした星稜(石川)に5―4で逆転勝ち。初の決勝進出を決めた。 健大高崎は2点を追う四回、無死二…

 第96回選抜高校野球大会は30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で第10日の準決勝があり、第1試合は健大高崎(群馬)が、石川県勢として初めて4強入りした星稜(石川)に5―4で逆転勝ち。初の決勝進出を決めた。

 健大高崎は2点を追う四回、無死二、三塁から加藤大成の左中間二塁打で同点に。1点を追う七回は斎藤銀乃助の適時三塁打で追いつき、高山裕次郎の適時二塁打で勝ち越した。

 第2試合は、前回準優勝の報徳学園(兵庫)と、甲子園初勝利から勝ち上がった中央学院(千葉)の顔合わせ。報徳学園が4―2で逃げ切り、2年連続で決勝に進んだ。

 報徳学園は四回、安井康起の中前安打から犠打や四球、盗塁などを絡めて1死二、三塁に。辻本侑弥の右前適時打で勝ち越し。なお一、三塁から間木歩のセーフティースクイズで突き放した。

 決勝は31日午後0時半から。報徳学園は3度目の、健大高崎は初の頂点をめざす。