【千葉】第96回選抜高校野球大会で中央学院は準決勝の30日、前回大会で準優勝した報徳学園(兵庫)と対戦する。 春夏合わせて38回の甲子園出場となる報徳学園は、昨秋の近畿大会で大阪桐蔭に準々決勝で3―4の惜敗。今大会の準々決勝では4―1で破…

 【千葉】第96回選抜高校野球大会で中央学院は準決勝の30日、前回大会で準優勝した報徳学園(兵庫)と対戦する。

 春夏合わせて38回の甲子園出場となる報徳学園は、昨秋の近畿大会で大阪桐蔭に準々決勝で3―4の惜敗。今大会の準々決勝では4―1で破り、勢いに乗る。

 中央学院は29日、準決勝にむけて兵庫県西宮市のグラウンドで打撃練習などをした。相手投手の速球に振り負けないようにマウンドの少し前から投げるボールを打ち返した。相馬幸樹監督は「気分転換」と話し、選手たちものびのびと体を動かした。中村研心主将(3年)は報徳学園について、「投手2人を中心に守り勝つ野球が印象的。後半に点を取れなかったのが課題なので、しっかりバットを振って足を使いたい」と意気込んだ。

 3試合で7打点を挙げた1番打者の青木勝吾選手(3年)は、10打数6安打のうち5本が長打だった。「憧れの舞台で野球ができるうれしさが結果につながっている。塁に出て、投手にプレッシャーをかけていきたい」と話した。(杉江隼)