大リーグは28日(日本時間29日)、米国各地で2024年のレギュラーシーズンが本格的に始まった。ソウルで開幕2連戦を行ったドジャースとパドレス、悪天候で29日に順延となった2試合の計4球団を除く24球団が今季初戦を迎えた。 ドジャースの大…

 大リーグは28日(日本時間29日)、米国各地で2024年のレギュラーシーズンが本格的に始まった。ソウルで開幕2連戦を行ったドジャースとパドレス、悪天候で29日に順延となった2試合の計4球団を除く24球団が今季初戦を迎えた。

 ドジャースの大谷翔平(29)はカージナルス戦に「2番・指名打者」で先発出場。一回の第1打席で、カージナルスの先発、マイコラス(元巨人)から右翼線に二塁打を放った。三回は四球を選んで出塁し、後続フリーマンの本塁打で生還。五回には低めのスライダーを捉えて右前へ。七回は内角高めのスライダーに手が出て、三振に倒れた。

 試合は7―1でドジャースが勝利。大谷は3打数2安打で、本拠デビューを飾った。

 20日にソウルであったドジャース戦で開幕投手を務めたパドレスのダルビッシュ有(37)はジャイアンツ戦に先発し、六回途中を被安打5、1失点。試合はパドレスが6―4で勝ち、4番手で投げた松井裕樹(28)が、メジャー初勝利を挙げた。

 カブスの鈴木誠也(29)はレンジャーズ戦で「2番・右翼手」、レッドソックスの吉田正尚(30)はマリナーズ戦に「6番・指名打者」で出場する。(ロサンゼルス=高橋健人)