(28日、第96回選抜高校野球大会準々決勝 健大高崎6―1山梨学院) 雪辱の機会は突然きた。健大高崎(群馬)の石垣元気が六回から登板。先発の佐藤龍月(りゅうが)が爪を割り、出番が早まった。それでも要所を「自信がある」速球で押し込み、4回を…

 (28日、第96回選抜高校野球大会準々決勝 健大高崎6―1山梨学院)

 雪辱の機会は突然きた。健大高崎(群馬)の石垣元気が六回から登板。先発の佐藤龍月(りゅうが)が爪を割り、出番が早まった。それでも要所を「自信がある」速球で押し込み、4回を1失点に抑える好救援。昨秋、関東大会準決勝で完投しながらも1点差で惜敗した相手に「力みすぎて先頭打者を出し過ぎたのが反省」と言いながら「二度も負けるわけにはいかないので」と、白い歯をみせた。