(28日、第96回選抜高校野球大会準々決勝 星稜5―0阿南光) 最速146キロを誇る阿南光(徳島)のエース吉岡暖(はる)は、チームが3点を失った後の二回無死一、三塁からマウンドに上がった。今大会2試合で計263球を投げており、この日は四回…

 (28日、第96回選抜高校野球大会準々決勝 星稜5―0阿南光)

 最速146キロを誇る阿南光(徳島)のエース吉岡暖(はる)は、チームが3点を失った後の二回無死一、三塁からマウンドに上がった。今大会2試合で計263球を投げており、この日は四回からの登板を想定していたという。出番が早まったが、8回を4安打に抑えた。「全国レベルの経験を生かし、もう一度、気を引き締めて夏に来られるようにしたい」と話した。

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 ●高橋徳(あつし)監督(阿) 「生徒はよく頑張った。(2番手の)吉岡は変化球でうまく打ち取り、今後も楽しみ。劣勢になってもはね返せる打線を作りたい」