新馬戦こそ2着に敗れたものの、未勝利、クイーンCと連勝中のクイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)。今朝28日は特別登録を済ませている桜花賞(4月7日・阪神芝1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。  朝一番のCWでロードプレ…

 新馬戦こそ2着に敗れたものの、未勝利、クイーンCと連勝中のクイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)。今朝28日は特別登録を済ませている桜花賞(4月7日・阪神芝1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。

 朝一番のCWでロードプレジールを追走。6F標識を通過するところで4馬身は追走していて、3コーナーへ向かう時も同じくらいの差。コーナーリングで大きく加速するようなところもなかったので、4コーナーから最後の直線に向くところでは内を通った分だけ前との差が詰まった形だった。

 直線に向いてからは2馬身ちょっとの差を詰めていく形となったが、ラスト300mのあたりから軽く促す程度の仕掛け。じわじわと差が詰まり、最後はアタマ差くらいのところまで迫ったが、ゴールでは遅れ。とはいっても、ゴールを過ぎてしばらくしてからの着差はなく、勢いはむしろクイーンズウォーク優勢だった。

 時計は6F84.5〜5F68.5〜4F53.0〜3F37.4〜2F23.2〜1F11.5秒。4コーナーのラップが14秒台だった分、前に届いていないだけで、走り自体には余裕があって、前走時よりも重厚さを感じる。これから長い距離にも対応していくことを思えば、このような走りが理想的に思えるし、あとは最終追い切りがどういった内容になるかだろう。

(取材・文:井内利彰)