20歳未満の部員らが有志の決起集会で飲酒や喫煙をしたとして、関西大学アメリカンフットボール部が2月21日から3月9日まで18日間全体練習を停止していたことが、関大への取材でわかった。飲酒や喫煙の強要はなかったという。関大は「誠に遺憾ではあ…

 20歳未満の部員らが有志の決起集会で飲酒や喫煙をしたとして、関西大学アメリカンフットボール部が2月21日から3月9日まで18日間全体練習を停止していたことが、関大への取材でわかった。飲酒や喫煙の強要はなかったという。関大は「誠に遺憾ではありますが、引き続き適切な指導をしていきたい」とコメントしている。

 関大によると、アメリカンフットボール部に所属する学生34人が1月末に大阪市内の飲食店で有志の決起集会を開催。参加した20歳未満の部員3人が飲酒し、そのうち2人が喫煙した。2月20日に同部の副顧問が把握し、21日から全体練習を停止した。その後、飲酒や喫煙した3人のほかに、決起集会に参加した学生ら全員がコンプライアンス研修などを受けたという。

 同部は関西学生リーグ1部に所属。2023年度のリーグ戦で、関西学院大学、立命館大学と同率1位となった。(丘文奈)