(25日、第96回選抜高校野球大会2回戦 星稜3―2八戸学院光星) 八戸学院光星(青森)の左腕洗平(あらいだい)比呂(3年)は決勝打を浴びた六回2死二塁からの勝負球を悔やんだ。直球のサインに首を振って投じたスライダーだった。「かわす投球を…

 (25日、第96回選抜高校野球大会2回戦 星稜3―2八戸学院光星)

 八戸学院光星(青森)の左腕洗平(あらいだい)比呂(3年)は決勝打を浴びた六回2死二塁からの勝負球を悔やんだ。直球のサインに首を振って投じたスライダーだった。「かわす投球をして打たれた。自分の真っすぐに自信が持てなかった」。1年夏から3度出場している甲子園に挑めるのも、今夏が最後だ。「この悔しさを忘れない。直球に自信を持てるようにして帰ってきたい」

 ●仲井宗基監督(八) 「投打すべてに相手が上だった。もっと向かっていく姿勢が欲しかった。洗平もエンジンのかかりが遅く、初回がすべてだった」