ホッケー日本リーグで滋賀県米原市をホームタウンにするクラブチーム「ブルースティックス シガ」(BS滋賀)が今季、リーグ1部にあたるディビジョン1への昇格を決めた。3年ぶりの表舞台に、選手らは戦い抜くことを誓う。 チームは2020年に発足。…

 ホッケー日本リーグで滋賀県米原市をホームタウンにするクラブチーム「ブルースティックス シガ」(BS滋賀)が今季、リーグ1部にあたるディビジョン1への昇格を決めた。3年ぶりの表舞台に、選手らは戦い抜くことを誓う。

 チームは2020年に発足。2部からスタートし、21年に1部に昇格したが、22年は再び2部へ。23年は2部で2位となり、1部との入れ替え戦で惜敗した。2部残留の見通しだったが、リーグの改革とともに成績も考慮され、昇格が決まった。

 今季から、リーグ名が「サムライリーグ」に変わる。ディビジョン1は全8チーム。5月に開幕し、BS滋賀は大学生を含む選手36人で臨む。

 3月11日、山堀貴彦監督のほか、瀧上諒大、鹿取周平、中嶌隆人の3選手が米原市役所を訪れ、昨季の活動と昇格を報告した。

 平尾道雄市長の激励に対し、聖泉大学(彦根市)男子ホッケー部監督も務める山堀監督は「新加入の選手3人に期待している。滋賀のホッケーの強みであるテクニカルを生かす。覚悟を持って一戦一戦を戦い抜く」と話した。

 昨季の2部で最多得点選手賞と最多プレーヤー・オブ・マッチ(POM)賞を獲得した鹿取選手は「決めきる時に決めきれなかったのが課題。より強いチームとあたるので、決めきるところを練習したい」と話した。(藤井匠)