第96回選抜高校野球大会は24日、2日連続で天候不良のため全試合を順延した。25日の第3試合(午後2時開始)に予定されていた中央学院と宇治山田商(三重)の試合は、26日の第3試合(午後2時開始予定)に変更された。 試合を前に22日、中央学…

 第96回選抜高校野球大会は24日、2日連続で天候不良のため全試合を順延した。25日の第3試合(午後2時開始)に予定されていた中央学院と宇治山田商(三重)の試合は、26日の第3試合(午後2時開始予定)に変更された。

 試合を前に22日、中央学院の相馬幸樹監督と宇治山田商の村田治樹監督に互いのチームの印象や意気込みを聞いた。対談の形で紹介する。(杉江隼)

 ――相手チームの印象は

 中央学院・相馬 三重の伝統校。工夫した戦術がたくさんあり、攻撃のバリエーションが多い。

 宇治山田商・村田 走れる選手も多く、小技を利かせながら、思い切ったスイングをしてくる。レベルが高い。

 ――警戒する選手は

 相馬 たくさん投手がいて、バランス良く投げ込んでくる印象。どう攻略していくかが鍵。

 村田 みんな思い切って振ってくるので、一人ひとり丁寧に打ち取っていかないといけない。

 ――期待の選手は

 相馬 攻撃は主将の中村研心(3年)。打つと攻撃に厚みが出る。捕手の飯山成夢(3年)は守備の中心。確実にアウトを取っていってほしい。

 村田 相手の投手陣は球速がある。今年の上位打線はスイングが強いというよりミート重視なので、ヒットでなくても、うまく塁に出てほしい。

 ――理想の試合展開は

 相馬 先制点を取り、自分たちの野球をしていく。

 村田 接戦に持ち込みたい。

 ――意気込みは

 相馬 千葉県の代表として一つでも多く勝つのが使命。うちの野球をしっかりして勝つ確率をあげたい。

 村田 厳しい試合になる。相手を分かった上でゲームができれば接戦に持ち込める。