「さが桜マラソン2024」が24日、佐賀市や吉野ケ里歴史公園などを会場に開かれ、フルマラソンに約7千人、約10キロのコースを楽しんで走るファンランに1千人を超す参加者があった。あいにくの雨となったが、ランナーたちは桜がちらほらと咲き始めた…
「さが桜マラソン2024」が24日、佐賀市や吉野ケ里歴史公園などを会場に開かれ、フルマラソンに約7千人、約10キロのコースを楽しんで走るファンランに1千人を超す参加者があった。あいにくの雨となったが、ランナーたちは桜がちらほらと咲き始めた春の佐賀平野を元気よく駆け抜けた。
今回で33回目。ランナーは佐賀県内だけでなく、海外や全国各地からも参加。佐賀市のSAGAサンライズパーク前をスタートし、佐賀城本丸歴史館前、吉野ケ里歴史公園内、多布施川沿いなどを通るコースを走った。
雨がっぱや帽子姿のほかにも、アニメのキャラクターや恐竜に扮したランナーも登場。傘が並ぶ沿道からは、「頑張れ!」と大きな声援が飛んでいた。
今年はコースに8台のカメラを設置。各ポイントでのランナーの様子をインターネットを通じて見ることができる「マルチアングルライブ配信」を導入し、好評だったという。
フルマラソン男子の1位は山田祐生さん(埼玉県)=2時間21分47秒=、女子の1位は横田知佳さん(山口県)=2時間49分33秒=だった。県内勢では、男子は藤田啓生さん(小城市、3位)、上野剛士さん(唐津市、5位)、女子は川崎亜利沙さん(鳥栖市、5位)が上位に入賞した。(野上隆生)