週末の中京の天気はまだまだハッキリしないが、このままであれば土日ともに多少なりとも雨が降る予報。したがって高松宮記念がパンパンの良馬場になることはなさそうだ。  春のスプリント王決定戦は、過去10年で良馬場はわずか3度と重たい馬場となる…

 週末の中京の天気はまだまだハッキリしないが、このままであれば土日ともに多少なりとも雨が降る予報。したがって高松宮記念がパンパンの良馬場になることはなさそうだ。

 春のスプリント王決定戦は、過去10年で良馬場はわずか3度と重たい馬場となることも少なくない。加えて、馬場状態と好走枠がリンクしやすいレースとして知られる。近10年で良&稍重だった5年では、連対した10頭中5頭が2枠。対照的に6〜8枠から連対したのは15年2着のハクサンムーンの1頭のみだから、極端な内枠有利となっている。

 一方、重&不良だった5年をチェックすると、連対した10頭中6頭が7〜8枠。馬場が良かった時とは一転、外枠の好走が目立つ。ちなみに不良の昨年は7枠のファストフォースとナムラクレアのワンツーだった。

 さぁ、今年はどんな馬場状態となるのか。稍重までに収まれば、2番のマッドクール、3番のナムラクレア、6番のルガルが有力視される。一方、重以上に悪化すれば大外18番のシュバルツカイザーに要注目。7枠13番から揉まれずに先行できそうなウインカーネリアンにも注意したい。