(22日、第96回選抜高校野球大会1回戦 報徳学園3―2愛工大名電) 報徳学園は今年もタイブレークで強い。延長十回は追いついた後、4番の斎藤佑征(ゆうと)が「試合を決めようとするのではなく、後ろにつなぐ気持ちで打った」とライナー性のサヨナ…

 (22日、第96回選抜高校野球大会1回戦 報徳学園3―2愛工大名電)

 報徳学園は今年もタイブレークで強い。延長十回は追いついた後、4番の斎藤佑征(ゆうと)が「試合を決めようとするのではなく、後ろにつなぐ気持ちで打った」とライナー性のサヨナラ安打を放った。準優勝した昨春はタイブレークで2勝。この日の延長も勝てる雰囲気だったという斎藤は「1点取られても焦らなかった」。

 ▼報徳学園はタイブレーク(TB)3戦全勝 昨春の3回戦・東邦(愛知)戦と準々決勝・仙台育英(宮城)戦に続き、サヨナラで勝利を挙げた。TBで複数回勝利しているのは、春夏を通じて報徳学園だけだ。