予想外の出来事に大谷の心中も穏やかではなかっただろう(C)Getty Images スキャンダルの衝撃が韓国メディアでも広がっている。 ドジャースの大谷翔平は3月21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行なわれたパドレスとの開幕第2…

予想外の出来事に大谷の心中も穏やかではなかっただろう(C)Getty Images

 スキャンダルの衝撃が韓国メディアでも広がっている。

 ドジャースの大谷翔平は3月21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行なわれたパドレスとの開幕第2戦に「2番・指名打者」としてスタメン出場し、5打数1安打1打点で2試合連続安打&打点をマーク。一方でチームは、激しい乱打戦の末に11-15と惜しくも敗北を喫し、「MLBソウルシリーズ」は1勝1敗で幕を閉じた。

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 前日には、水原一平通訳が球団から解雇され、精神面への影響を心配する声も多く寄せられていた大谷。米放送局『ESPN』など複数メディアの報道によれば、同通訳がメジャーリーグの規約で禁じられている違法な賭博に関与し、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の電信送金が行なわれていたという。

 この試合後、韓国紙『The Financial News』は、「“通訳者の裏切り”に遭いながらも、大谷がベストを尽くした…」との見出しで記事を掲載。「無難にソウルシリーズを終えた」とプレー面を評しつつ、「ドジャースが水原氏を即座に解雇し、大谷は米国で最も信頼していた人物を一瞬で失ってしまった」とも報じている。

 また記事内では、「第1打席で見事なライト前ヒットを放ち、2試合連続安打を記録」「2回1死二、三塁の第2打席では、ライトに特大の犠牲フライを打ち上げ、三塁走者のギャビン・ラックスをホームに返し、2-5へと追いつく打点をマーク」「5回と7回にライトに大飛球を連発」などと大谷の活躍を描写していた。

 ほとんど騒動の影響を感じさせず、10打数3安打2打点、1盗塁、打率.300、OPS.573で韓国シリーズ2試合を終えた大谷。米国に戻ってからは、現地24日からエンゼルスとオープン戦を行なう予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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