【MLB】ドジャース11-15パドレス(3月21日/ソウル)  ドジャースの大谷翔平投パドレスの松井裕樹投手のメジャー初対決は、ライトフライとなり勝負の軍配は松井にあがった。しかしホームラン性の特大飛球だったこともあり、球場は騒然。抑えた…

 【MLB】ドジャース11-15パドレス(3月21日/ソウル)

 ドジャースの大谷翔平投パドレスの松井裕樹投手のメジャー初対決は、ライトフライとなり勝負の軍配は松井にあがった。しかしホームラン性の特大飛球だったこともあり、球場は騒然。抑えたはずの松井も打球が上がった瞬間、「やべっ」といった表情を見せた。

【映像】打たれた瞬間、松井は“やべっ!”な顔に

 韓国シリーズ第2戦。8-12とドジャースが4点ビハインドの7回裏、1死一塁の場面で大谷にこの試合5度目の打席が回ってきた。ここでパドレスベンチは右腕のキングから左腕の松井へとスイッチする。前日のメジャーデビュー戦に続いて連投となった松井は、大谷に対する初球にスライダーを選択。大谷はその真ん中低めのスライダーを積極的にスイングした。

 心地よい音とともに放たれた打球は右中間へぐんぐんと伸びていく。マウンド上の松井もホームランを打たれたかのような表情を見せた。球場も大きな歓声に包まれる。しかし打球は最後に失速。フェンスを越えることなく、パドレスのライト、タティスJr.のグラブに収まった。

 baseball savantによると打球速度100.3マイル(約161.4キロ)、打球角度31度。バレルゾーン内の打球であり、なおかつメジャーリーグの本拠地30球場中13球場でホームランという大きな当たりだった。それでもアウトになってしまうことだってある。それが野球の面白さだ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)