第96回選抜高校野球大会に9年ぶり6回目の出場を果たした神村学園(鹿児島県いちき串木野市)は21日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で1回戦(22日第1試合)の前日練習を行った。 初戦の相手は作新学院(栃木)。昨秋の関東大会で優勝、明治神…

 第96回選抜高校野球大会に9年ぶり6回目の出場を果たした神村学園(鹿児島県いちき串木野市)は21日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で1回戦(22日第1試合)の前日練習を行った。

 初戦の相手は作新学院(栃木)。昨秋の関東大会で優勝、明治神宮大会で準優勝した強豪で、大会屈指の小川哲平投手ら投手層が厚く、打線も切れ目がない。神村学園の練習は野手へのノックや、フリー打撃と同時にブルペンで投手陣がフォームをチェックするなど、最終調整した。

 攻撃面について小田大介監督は「小川投手の強い速球、鋭い変化球を(バットの)芯で捕まえるよう伝えた」と話した。川下晃汰主将は「甲子園で試合を見ていると、守備のミスが出て負けるチームが多い。守備が大事で、しっかりやり抜こうと仲間と話し合った」と、気を引き締めていた。(冨田悦央)