(21日、第96回選抜高校野球大会1回戦 青森山田4―3京都国際) 京都国際の4番・高岸栄太郎が八回の同点劇を演出した。1点差で1死一、三塁。一塁走者の高岸がスタートを切る。「エンドランのサインだった」が、相手バッテリーが外したのを見て「…

 (21日、第96回選抜高校野球大会1回戦 青森山田4―3京都国際)

 京都国際の4番・高岸栄太郎が八回の同点劇を演出した。1点差で1死一、三塁。一塁走者の高岸がスタートを切る。「エンドランのサインだった」が、相手バッテリーが外したのを見て「挟まれるしかない。自分に注意を向けよう」と瞬時に塁間で止まる。狙い通り挟まれる間に、三塁走者が生還した(記録は重盗)。練習でもやっているプレーと言い、「甲子園で出せてよかった」。