大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)は北海道苫小牧市出身。幼いころ、料理人の父親が米・ロサンゼルスで働き始めたのをきっかけに移住した。米国の大学を卒業後は、大リーグ球団に所属する日本選手の通訳をした後、2012年からプロ野…

 大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)は北海道苫小牧市出身。幼いころ、料理人の父親が米・ロサンゼルスで働き始めたのをきっかけに移住した。米国の大学を卒業後は、大リーグ球団に所属する日本選手の通訳をした後、2012年からプロ野球・日本ハムの通訳に。この年、大谷選手も日本ハムからドラフト指名を受け、入団した。

 日本ハム在籍時の水原氏は、通訳として外国人選手のサポートが主な業務だった。大谷選手は当時、別のスタッフが担当広報だったため、業務上の接点はあまりなかった。しかし、17年オフに大谷選手がポスティングシステムを利用して大リーグ・エンゼルスと契約すると、専属通訳として渡米。通訳だけでなく、球場や練習場への送迎、練習パートナーも担っていた。