(21日、第96回選抜高校野球大会1回戦 広陵3―1高知) 高知の平悠真は「九回の1点で負けたようなもの」と悔いた。五回から救援し、八回まで無失点に抑えて反撃への流れをつくった。だが、味方が1点差に追い上げた直後の九回、1死三塁から直球が…

 (21日、第96回選抜高校野球大会1回戦 広陵3―1高知)

 高知の平悠真は「九回の1点で負けたようなもの」と悔いた。五回から救援し、八回まで無失点に抑えて反撃への流れをつくった。だが、味方が1点差に追い上げた直後の九回、1死三塁から直球が真ん中に入り、適時二塁打を浴びた。最速148キロの右腕は、試合後すぐに「内角への制球を上げないといけない」と課題を口にした。

 ●浜口佳久監督(高) 「序盤のミスで浮足だったところもあった。(広陵の)高尾投手には本当に完敗。対戦できたことは夏に向けて、いい財産になった」