未勝利、クイーンCと連勝中のクイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)。次走は桜花賞(4月7日・阪神芝1600m)を予定しており、今朝21日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。  朝一番、アウサンガテと角馬場へと向かい、軽く運動…

 未勝利、クイーンCと連勝中のクイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)。次走は桜花賞(4月7日・阪神芝1600m)を予定しており、今朝21日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。

 朝一番、アウサンガテと角馬場へと向かい、軽く運動をした後、坂路へ移動。スタート地点では2馬身ほど後ろから追走する形で、前半はゆったりと進めていく。中間地点のカーブを回ってもさほどペースが上がらず、3F目区間の途中からじわじわ前との差を詰めていった。

 軽く仕掛ける程度ということもあって、反応はそこまで鋭いわけではなく、追いつきそうで追いつかない形でフィニッシュ。モニターで確認するかぎり、半馬身ほど遅れているように見えた。

 時計は4F54.3〜3F39.1〜2F25.1〜1F12.3秒。数字だけ見ると、さほど速くないのだが、先週の3週前追い切りからその週末の追い切りにかけての時計の流れは徐々に速くなっている。いかにも余裕を持った調整過程という感じがするだけに、来週あたりはグンと上昇した動きや時計になってくるのではないだろうか。

(取材・文:井内利彰)