第96回選抜高校野球大会で耐久(和歌山)は20日、中央学院(千葉)と対戦する。耐久の井原正善監督と中央学院の相馬幸樹監督に相手の印象や理想の試合展開などを聞いた。 ――相手校の印象は 耐久・井原監督 140キロを超える投手が何人かいると聞…

 第96回選抜高校野球大会で耐久(和歌山)は20日、中央学院(千葉)と対戦する。耐久の井原正善監督と中央学院の相馬幸樹監督に相手の印象や理想の試合展開などを聞いた。

 ――相手校の印象は

 耐久・井原監督 140キロを超える投手が何人かいると聞く。機動力もあり総合力の高いチーム。

 中央学院・相馬監督 エースの冷水投手を中心に素晴らしいチーム。

 ――いまのチームの調子は

 井原 徐々に上がってきた。いい状態で入れるかなと思っている。

 相馬 調子はよくわからないが、ケガなくきているのはいいこと。

 ――チームのキーマンは

 井原 やはり冷水のできが勝敗を左右する。打線は4番、5番が打点をあげてほしい。

 相馬 鍵となる選手は全員。大会中に(キーマンになるような)選手が出てくればいいかなと。

 ――警戒している選手は

 相馬 冷水投手。(昨秋の)公式戦の全てに登板していて、公立高の模範になる投手と思う。ああいうタフな投手は非常に攻略しづらい。

 井原 特定の選手というよりは、機動力を非常に使うチームなのでそれを警戒している。

 ――理想の試合展開は

 相馬 接戦で、最後まで粘って何とかついていきたい。

 井原 本当に同じ。終盤まで接戦の展開が一番いいと思う。

 ――甲子園とはどういう場所か

 井原 学校にとっても、私にとっても初めての大舞台。感謝の気持ちを持ってやりたい。

 相馬 いろんな人と会える。僕も、選手も、学校関係者も、OB、OGの方たちも再会の場所でもあるのかな、なんて思っている。(下地達也)