今季は打者に専念する予定の大谷だが、順調にリハビリが進めば「9月には実戦形式の試合で投げることになる」という(C)Getty Images 現地3月18日、ドジャースの大谷翔平は高尺スカイドームで行われた韓国代表とのエキシビジョンマ…

今季は打者に専念する予定の大谷だが、順調にリハビリが進めば「9月には実戦形式の試合で投げることになる」という(C)Getty Images

 現地3月18日、ドジャースの大谷翔平は高尺スカイドームで行われた韓国代表とのエキシビジョンマッチに「2番・DH」で先発出場。この日は3打数無安打で快音は聞かれなかった。

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 韓国に移ってからのエキシビションマッチ2試合では5打数無安打と結果を残すことができなかったが、現地13日(日本時間14日)までのオープン戦では打率.500(22打数11安打)、2本塁打、9打点、OPS1.486と好調ぶりを披露していた大谷。昨年右肘を手術した影響で今季は打者に専念することが決まっているが、一体どんな成績を残すのだろうか。

 一方で、「投手・大谷」についてドジャースのデーブ・ロバーツ監督は18日に会見を行い、ソウルシリーズ終了後にスローイング練習などを再開することを明かした。球団の方針として今季は投手として起用しない方針に変わりはないようだが、米メディアは今季中の投手復帰を期待しているようだ。

 米スポーツサイト『FANSIDED』は記事を配信し、「ドジャースは予想よりも早くショウヘイ・オオタニをマウンドに戻す可能性がある」と伝えたのだ。

 記事では大谷の手術を執刀したニール・エルアトラーチェ氏が「順調に回復するならば、9月の最終週には実戦形式の試合に投げることになるだろう」と語った内容を引用。執刀医の発言を受けて同メディアは「オオタニが今季中に投手復帰する可能性は明らかに広く開かれている。より現実的な予想としては、シーズン終盤とプレーオフでリリーフとして登板することだろう」と、今季中にリリーフで投手復帰を果たすと予想した。

 ロバーツ監督は今季中の投手復帰に否定的な考えを示しているが、同メディアは「ショウヘイは何でもできる。彼は完全に特異なアスリートであり、MLB唯一の二刀流スターだ。だから、もし彼がリハビリを前倒しで行い、チームドクターに健康であることを証明できれば、秋までに90マイル後半を計測して、打者を翻弄するオオタニの姿を見ることができる可能性は間違いなくある」と言い切った。

 今季中の二刀流復帰は果たしてあるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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