第96回選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。出場32校が参加する開会式があり、京都外大西と京都国際の選手たちも力強く入場行進した。 開会式は午前9時に始まった。京都勢で先に登場した京都外大西の選手たちは、笑…

 第96回選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。出場32校が参加する開会式があり、京都外大西と京都国際の選手たちも力強く入場行進した。

 開会式は午前9時に始まった。京都勢で先に登場した京都外大西の選手たちは、笑顔で選抜旗を掲げる乾光葵(みつき)主将を先頭に胸を張って行進した。開会式後、乾主将は「自分たちの持ち味である走塁や守備を全国の舞台でも見せたい。緊張はしていません」と話した。

 京都国際の選手たちは、腕を大きく振り、引き締まった表情で行進した。2022年の選抜大会は、新型コロナウイルスの集団感染で出場を辞退した。中崎琉生(るい)主将は「2年前の先輩方の顔が思い浮かんだ。この大会にかける思いが改めて強まりました」と話した。

 京都外大西は20日の第2試合(午前11時半開始予定)、京都国際は21日の第3試合(午後2時開始予定)に登場する。(関ゆみん)